回収にかかる費用計算の違い

弁護士とサービサーを比べると、債権回収にかかる費用計算の方法も異なります。順に見ていきましょう。まずサービサーの場合、そもそもサービサーがまず債権者から債権を「買い取り」ます。つまりこの時点で債権者は、債権に近い額の代金を受け取る事になります。注意しなければならないのは、「サービサーの買い取り額は必ず債権を下回る」という事です。そうでなければ、サービサーは利益を出す事ができませんからね。サービサーによる債権の買い取り額は、債権回収の実行可能性なども考慮して決定されます。そのため回収が困難な債権の場合、買い取り額が債権を大幅に下回る事もあり得ます。

一方、弁護士は債権回収によって「成功報酬」を得て利益を出しています。弁護士は債権者が回収したい債権について、債権者に代わって債務者と交渉する事になります。場合によっては訴訟などの法的手続きに移行し、確実に債権を回収するのです。

回収にかかる費用については、まず債権者からの依頼時に成功報酬の割合が設定されます。回収金額に対する成功報酬の割合を予め決めておく事で、債権者は債権回収にかかる費用を事前に見積もる事ができるのです。以上のように、第三者に債権回収を依頼する場合には必ず「費用」が発生し、その分だけ手元に返ってくるお金は減ります。しかし債権回収ができなければ大損ですから、困った時には第三者の手を借りましょう。